大湯温泉は800年の昔から、大湯川沿いに自然湧出した温泉で温泉効能が素晴らしい豊富な量の湯が湧き、江戸時代にはこの地を治めていた南部藩の保養温泉地に指定されました。 その後、国立公園十和田湖の誕生により、十和田に一番近い温泉地として多くの人が訪れます。 共同浴場「荒瀬の湯」は別名「熊の湯」とも言われ、浴場脇に大きな石があり、熊が腰掛けて休んだものと言われています。 手負いの熊を癒すほど人の身体にも効能があることを語り継いだものです。
【泉質】 ナトリウム−塩化物泉 (旧泉質名 弱食塩泉) 【浴用の適応症】 きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病 【浴用の禁忌症】 なし 【飲用の適応症】 慢性消化器病、慢性便秘 【飲用の禁忌症】 腎臓病、高血圧、その他一般にむくみのあるもの 【温泉の一般的禁忌症】 急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、 重い心臓病、呼吸不全、腎不全出血性疾患、高度の貧血、 その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(初期と末期) 【療養泉の一般的適応症】 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進